【剣盾シングルS22 最高最終2057 最終89位 ブラックサンダー~おいしさイナズマ級!~】

ひろしです。禁伝ダイマなし環境「黒バド軸」でそれなりの完成度の構築を組むことが出来たので記事にします。

 

TNひろし 最高最終2057 89位

 

f:id:hrswspk:20211002181929p:plain

f:id:hrswspk:20211002183313j:plain

 

  1. 構築経緯
  2. 個体紹介
  3. 選出・立ち回り等

 

1構築経緯

コンセプト

☆前期上位の多くを占めたザシアン軸、ムゲンダイナ軸、ミラーへの勝率を高める。

☆単体でパワーがあるポケモンで対面操作から高火力を押し付ける攻めサイクルをする。

①禁伝環境を考えるうえで、ザシアン軸に勝てないとお話にならないということで、少しの削りとアストラルビットで縛ることができる「臆病CS拘り眼鏡黒バドレックス」から組み始めた。サイコキネシスを採用することで、シャドーボールを持っていないムゲンダイナに対して有利を取ることができるので、その点も採用する要因となった。

f:id:hrswspk:20211002150701p:plain

②黒バド対策のチョッキゴリランダー、悪ウ―ラオス等の引き先として比較的安定する対面操作枠に「HBゴツゴツメットサンダー」を採用した。ゴツメ+ボルチェン+アストラルビットで相手のザシアンを縛ることをザシアン軸への大きな勝ち筋として想定して組んだ。ついでに地面の一貫切り、相手の電磁波を透かすことができるのも強い。

f:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plain

➂黒バド対策のバンギラスブラッキーガオガエン、(若干ポリゴン2)等に強く出ることができる枠として「陽気AS拘りスカーフ悪ウ―ラオス」を採用した。黒バド軸のウ―ラオスは、鉢巻を持っていることが多く、スカーフを持たせることで型の誤認を誘うことができた。受け出し無振りザシアンがインファイト2発で落ちることや、相手の襷以外の悪ウ―ラオスにスカーフミラー50%以外で勝てることが強み。最速スカーフにすることで、重めのヒヒダルマカイオーガの上から攻撃することができる。

f:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plainf:id:hrswspk:20211002151159p:plain

以上3体をザシアン軸に対する基本の軸とした。軸以外で不利を取るポケモンを裏選出、補完として当てはめていく形をとった。

終盤まで

「襷カプ・テテフ」→ダイナ等受けループ、ジガルデ軸等

「突撃チョッキゴリランダー」→カイオーガ軸、黒バドミラー

「拘り鉢巻きバンギラス」→黒バドミラー、イベルタル軸(受けループ含む)

辺りを試したが、相手のサイクルで削れるうえに、サンダー・ランドロス辺りの受けが成立してしまうことから白紙に戻した。

最終的な形は以下の通り

④黒バド対策のバルジーナを始めとする受けポケモンへの対策、サイコフィールドによるエスパー技のバフ、先制技封じ枠として「控え目CS気合の襷カプ・テテフ」を採用した。気合の襷を持たせることでムゲンダイナのヘドロ爆弾を恐れずに技を選択できる。

f:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plainf:id:hrswspk:20211002151159p:plainf:id:hrswspk:20211002151940p:plain

⑤黒バドミラーへの回答、カイオーガ軸への見た目上の牽制から、「意地っ張りAS砂かき拘り鉢巻きウオノラゴン」を採用した。バンギラスとサンダーによる対面操作から展開していく裏選出の要。砂下でザシアンと黒バドをはじめ多くの上を取ることができる最強ポケモン。ミラーと苦手なイベルタル軸への勝率を確保することができた。

f:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plainf:id:hrswspk:20211002151159p:plainf:id:hrswspk:20211002151940p:plainf:id:hrswspk:20211002151959g:plain

⑥黒バドへの牽制、砂展開、黒バドの未来予知と合わせて受けサイクルを崩し、ムゲンダイナに負荷を与えることができる対面操作枠として、「HAs意地っ張り脱出パックバンギラス」を採用した。砂かきの発動要員として特に活躍した。ミラーの黒バドの襷を潰しつつ、脱出パックを持たせることで、取り巻きに多く存在するウ―ラオスへの引き読み馬鹿力による能動的対面操作、ランドロスの威嚇による偶発的対面操作でアドバンテージを得られることが多かった。

f:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plainf:id:hrswspk:20211002151159p:plainf:id:hrswspk:20211002151940p:plainf:id:hrswspk:20211002151959g:plainf:id:hrswspk:20211002152120p:plain

ここまでの①黒バドサイクル②砂展開で大枠構築が完成したが、細かな変更点として、以下を修正し最終日を迎えた。

 

f:id:hrswspk:20211002151509p:plain電磁波out蜻蛉返りin→裏の高火力と合わせて増加したマンムーと誘うトリトドン、霊獣ボルトロスへの回答。

f:id:hrswspk:20211002151940p:plainシャドーボールout瞑想in→ジガルデ軸で重めのカプ・レヒレポリゴン2への撃ち合いや、受けを崩す際の安定感を確保するため採用。

特にサンダーの変更点が刺さっていたように感じ、特に1900↑で活躍してくれました。

 

☆構築の評価点・改善点

〇ザシアン、ムゲンダイナ軸(特に受け)に高い勝率をたたき出してくれた。

→2000帯での対ザシアン電磁波上振れ込みだが4戦全勝。

〇奇をてらうことなく、ポケモンのパワーが高くプレイング次第である程度勝てる構築を組むことができた。

〇黒バドサイクルで厳しい相手に別の選出を用意することができた。

→単体でパワーのあるポケモンの強み。

×ゼルネアスは切った。→初手ゼルネアスジオコントロールで降参。もともと不利でそんなに当たらない軸を対策する余裕が無かった。

×電気の一貫が全く切れていない。→レジエレキで3タテ2回。相手がボルチェンをノンストレスで押せる構築は現環境欠陥であると思う。

×択が多すぎる。→黒バド使いの宿命。ホウオウにリーフストーム撃ったり、初手バンギラスウ―ラオス対面暗黒強打読み馬鹿力押すの辛い。勘と根性が構築最大の強み。黒バドもう使いたくない。

 

なんやかんやインテレオン脳死初手ダイマと初手電磁波以外の構築が自分なりに組めたので良かったです。

常に立ち回りが難しく、安定しない構築になってしまいましたが、最終日鬼の立ち回りで1900↑最終10戦を9勝1敗で2桁ラインに持っていくことができ、満足のいく結果になりました。

 

2個体紹介

f:id:hrswspk:20211002150701p:plain

バドレックス こくばじょうのすがた@拘り眼鏡
性格:臆病
特性:人馬一体
実数値:175-×-101(4)-217(252)-120-222(252)
技構成:アストラルビット/サイコキネシス/リーフストーム/未来予知

調整意図

すぐ下にザシアンが居たりするので最速かつ火力も欲しいので振り切り

禁止伝説枠。ほとんどの試合に選出した。少し削りを入れるとザシアンを縛ることができる点が一番偉い。周りで削りを入れつつ、アストラルビットかサイコキネシスで一貫を作る想定で動かしていた。使ったことないけど、7世代のフルアタメガゲンガーはこんな感じなんだろうなと思ってみたり。有利不利がはっきりしていて、無理な相手にはなすすべがないので、それをかわすために釣り交換や裏を読んでの技選択など、扱いは難しい部類に入ると思う。初手に投げるとドヤ顔スカーフ、チョッキおもちゃポケモンにボコボコにされるので、後発で出すのが強いらしい。

ホウオウに向かってリーフストームを撃ったり、ポリゴン2にアストラルビットを撃ったり、地獄のようなポケモンだった。

ワイドフォース黒バド+テテフみたいな択を極力減らすような構築が組めれば強そうだけどむずそうなんで、たぶん来期は他のポケモン触るっぽい。

技構成はコンセプトのザシアンをはじめとする相手への打点でアストラルビット。ムゲンダイナへの打点、無効化されにくい点、追加効果を考慮してサイコキネシスカバルドンカイオーガバンギラスへの強力な打点としてリーフストーム。後述のバンギラスや悪ウ―ラオスと合わせて受けを破壊する未来予知を採用した。実は悪ウ―ラオスカバルドンワンパンできるリフストが一番偉い話。

 

f:id:hrswspk:20211002151509p:plain

サンダー@ゴツゴツメット
性格:図太い
特性:静電気
実数値:197(252)-×-150(252)-146(4)-110-120
技構成:ボルトチェンジ/熱風/蜻蛉返り/羽休め

調整意図

結構ギリギリの数値してるので物理耐久特化。

対面操作枠。オタクくんイライラパキモン。受けポケモンみたいな雰囲気でどや顔で出てくるけどザシアンもウ―ラオスも別に受かってない。ゴツメで削りを入れてくれればそれでいい。黒バドサイクルも砂展開もとりあえず出しとけば何かしら仕事をしてくれたので一番選出した。ザシアンをゴツメスリップ+ボルチェン+アストラルビットで縛ることができる点がやっぱり偉い。ザシアン軸には初手サンダーから入り展開することが多かったが、相手視点、カプテテフ、バンギラス、悪ウ―ラオスの並びを見たらザシアンから入りたくなるだろうから、ほとんどの場合想定通りの動きになった。ゴリランダーやウ―ラオスも似たような点から初手に投げられることが多かったので強い選出だったと思う。

技構成はボルトチェンジと羽休めはコンセプトとして採用。熱風はナットレイ、ゴリランダー、困った時にザシアンに撃ったりしたので採用した。蜻蛉返りが本当に強く、誘いやすい地面枠の襷を削りつつ黒バドで縛る動きで勝率アップに貢献してくれた。序盤には電磁波と暴風ととんでもない技構成をしていたが、この環境で暴風を立ち回りの想定として組み込むのはここぞの場面で痛い目を見ると思う。

素早さに関しては、ミラーが不毛で上からボルチェンしてしまうことが多く、下降補正にするのも一考。

なんか2000帯で3試合連続静電気で勝ったけどポケモンってこういうゲームなんだよな。

 

f:id:hrswspk:20211002151940p:plain

カプ・テテフ@気合の襷
性格:控え目
特性:サイコフィールド
実数値:145-×-95-200(252)-136(4)-147(252)
技構成:サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/瞑想

調整意図

火力が欲しいので特化

補完枠。受けサイクルを崩すために採用した。先制技を封じることができるのが一番偉かった。当初はイベルタル軸に対して、黒バドとイベルタル以外との対面を作り、受け出しに対してアストラルビット2発で縛る動きを想定していたが、なぜか全員チョッキを着ていたので、諦めた。ミミッキュ、エースバーン、悪ウ―ラオス辺りの先制技を縛る機会が多く、十分強かった。

歪な技構成をしているが、一番よくされた選出であるバルジーナ、ラッキー、ムゲンダイナに対して黒バドの未来予知、バンギラスの技範囲と合わせるとそうそう負けることは無かった。選出機会は限られているものの、無くてはならない枠だったと思う。瞑想は上記の受けサイクルやカプ・レヒレとの殴り合いで有効に働いた。

耐久に関して、何も考えずにCSで使っていたが、フィールドの取り合いで負けることや、スリップダメージ+物理で落ちてしまうことがあり、素早さを削り耐久を上げたほうが良いかもしれない。

 

f:id:hrswspk:20211002151159p:plain

ウ―ラオス 一撃の型@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:不可視の拳
実数値:175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)
技構成:暗黒強打/インファイト/不意打ち/蜻蛉返り

調整意図

スカーフ込みでヒヒダルマ等の上を取るため最速。火力は振り切り。

黒バドと相性の良い攻め駒。強さはあえて語るまでもないが、現状真っ先に鉢巻きが警戒されるため相手の想定外から攻めることができた。カイオーガの潮吹きを無力化したり、ヒヒダルマ・ザシアン・黒バドの上を取ることができ、ミラーにも強く出ることができる。実は隠れた相手のメタモン対策でもあり、+1アストラルビットを耐えるので、受け出し不意打ちで縛ることができる。相手の引きが読めるなら、蜻蛉返りから再度黒バドを着地するのが決まれば強いムーブだった。最悪このポケモンがコピーされても、50%勝負に持ち込むことができるのも強い点ではあった。相手に暗黒強打を撃たれることも多く、実は優秀な悪ウ―ラオス受けとして使う場面も多くあった。

技構成はテンプレだが、上記の立ち回り、有利対面にとりあえず押せる技、サイクルを回す技としてとんぼ返りを採用した。

相手のサンダーがストレスであるので意地採用も考えたが、陽気にすることのメリットの方が大きく陽気にした。

 

f:id:hrswspk:20211002151959g:plain

ウオノラゴン@拘り鉢巻き
性格:意地っ張り
特性:砂かき
実数値:165-156(252)-121(4)-×-100-127(252)
技構成:エラがみ/逆鱗/ドラゴンダイブ/地震

調整意図

砂かきの分火力を確保したいので意地っ張り。ザシアンや黒バドが砂下準速で抜けるので素早さは困らないと判断。

裏選出のエース。黒バドミラーやイベルタル軸、その他判断が難しい禁止伝説に対して投げる。基本的にバンギラスで砂を先に展開してから殴りに行く。砂下のこのポケモンは禁止伝説に匹敵するほどの強さを持っていると考えていて、黒バドを選出せずとも、相手を倒し切ることのできるスペックを持っている。黒バドが苦手なポケモン(ポリゴン2バンギラス等)・構築に対して軒並み強く、自然に選出することができたので、最終日の緊迫した場面の選出画面での思考する労力をカットしてくれた。(選出ミスが減るのは大事なことだと思う。)

このポケモンを採用した副次的効果として、相手のスカーフカイオーガが雷を選択するのが増えたことが挙げられる。カイオーガ軸と戦う時に、初手黒バドで突っ込むプレイングをしていたが、潮吹きで縛られてしまうので危険な動きではあるが、相手視点ウオノラゴン警戒で(順位が高い人ほど特に)素直な技選択をしてこないことが多かった。もともと少ないスカーフをケアせずに黒バドで突っ張るのを正当化することができ、最悪スカーフでも潮吹き以外の技を撃つ選択を期待することで、相手の並びに左右されず、やりたいことを通す意識ができたと考えている。結果勝率も上がった。

技構成はエラがみ、逆鱗は最大火力を確保するために確定。ドラゴンダイブは余裕があり、かつ逆鱗でこだわりたくない場面で撃ちたいので採用した。地震も水無効枠とその裏のポケモンに通る技として採用した。ザシアンの竜技読み受け出しを許さなかったり、相手のウオノラゴンのエラがみに受け出した後に押す技として、2つとも使いどころはあった。もしかしたら他の技のが良いかもしれないので好みで良いと思う。

持ち物は火力を確保したかったので拘り鉢巻きを採用したが、上位でも一定数命の珠を採用している人が居たので、撃ち分けできるのも強そう。珠ダメは馬鹿にならないので要検討。

 

f:id:hrswspk:20211002152120p:plain

バンギラス@脱出パック
性格:意地っ張り
特性:砂起こし
実数値:191(124)-204(252)-131(4)-×-125(36)-93(92)
技構成:ストーンエッジ/噛み砕く/地震/馬鹿力

調整意図

受け崩しも兼ねているので火力特化、素早さはエアームド、ミラー意識でここまで振った。

砂展開、受け崩し枠。脱出パックを駆使して有利対面を作ったり、対面的に相手を1体倒すのが基本的な動かし方。砂かきウオノラゴンと組み合わせる候補としてカバルドンが挙げられる。電気の一貫を切ったり、欠伸ステロ展開ができるのが強みだが、相手のサイクルに高火力で負荷をかけたり、ミラーに強めな枠が欲しかったので、バンギラスを採用した。そもそもステロが欲しいポケモンは現環境ブーツを履いていることが多く、砂ダメで襷を削るだけで良いと判断した。このポケモンは砂を起こすだけでも十分採用する価値があるポケモンであるため、容易に切ることはせずHPが1でも残っていれば生かすことを意識した。雑なクッションとして後ろにサンダーを置くことが多くそちらを切ることが多かった。砂で黒バドの襷を削ることで、ウオノラゴンと合わせて、黒バドミラーにもある程度の勝率を確保することができた。

技構成は、コンセプトの馬鹿力、一致高火力でイベルタル、サンダー、バルジーナ辺りに通るストーンエッジと黒バドに通り、受けに対してBダウンの勝ち筋を確保できる噛み砕くは確定。最後の一枠にはムゲンダイナに対して再生が厳しくなる打点として地震を採用した。受けのムゲンダイナに対しては噛み砕くで身代わりを壊し・地震で削ったり、メガネ珠スカーフ辺りのムゲンダイナに対しては地震で倒し切れるので有効に働いた。脱出パックバンギラスは後続のサポートとして電磁波を採用することが多いが、以上の点からフルアタ構成になった。

受け崩しとして使うこともあったので、立ち周りを紹介する。相手の受けサイクルに対して、黒バドとバルジーナ以外を対面させ引き読み未来予知を撃ち、叩きや毒に合わせてバンギラスバックして、ストーンエッジを押す。すると、バルジーナ・ムゲンダイナ・ラッキー(もしくはエアームド辺り)のどれかが大きく削れる。先にテテフを出しておくと、ラッキーをストーンエッジ+フィールド未来予知+何かで落とすことができるので、受けには技を当てさえすれば負けることは少なかった。鉢巻きウ―ラオスではないので、未来予知をするにあたって、バンギラスの存在がかなり大きかった。

持ち物は拘り鉢巻を当初採用していたが、以上の立ち回りにおいて叩かれることが多かった、叩かれても崩しを遂行できることが多かった、持ち物バレした後の2サイクル目に窮屈な立ち回りを強いられてしまうといった点から、ウオノラゴンとのシナジーも含め、脱出パックになった。

調整に関しては、頻発するミラーでここまで振っているバンギラスは存在せず、馬鹿力で倒すことができたので、素早さ振りはとても良く機能した。バルジーナ抜きまで振りたかったが、耐久を下げるほど重要なことでは無かったので最後までこれでいった。

 

3選出・立ち回り等

よくした選出の組み合わせとして

f:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plainf:id:hrswspk:20211002151159p:plainザシアン軸・カイオーガ軸・ネクロズマ軸・有象無象

f:id:hrswspk:20211002152120p:plainf:id:hrswspk:20211002151959g:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plain→黒バドミラー・イベルタル

f:id:hrswspk:20211002151940p:plainf:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002152120p:plain→ムゲンダイナ(受け)軸

が多かった。相手の取り巻きによって色々変わる。

対ザシアン軸 相性◎7~8割

f:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plainf:id:hrswspk:20211002151159p:plain

・受けが成立しないので相手の初手ザシアンにサンダーを合わせてボルチェンor蜻蛉(ラグマンムートドン入り)から展開する。サイクルの中で黒バドのアストラルビット、サイコキネシス・悪ウ―ラオスインファイトの一貫を作る2パターンの太い勝ち筋を意識。相手の取り巻きがサンダーの場合TODされてしまうので安易にインファイトを撃たない・黒バドを生かすことを念頭に置く。ポリゴン2の処理が厳しいが、受け出しサンダーのボルチェンとサイキネで堅さをチェックすることが多かった。めちゃくちゃ相手が上手くてもサンダーに触れざるを得ないので何とかなる。

よくいる特殊な取り巻き

メタモン→ラス1で黒バドにコピーさせウ―ラオスで処理が理想だが、厳しい場合アストラルビットにウ―ラオス受け出し不意蜻蛉択にする。

砂+ノラゴン→厳しいが、ミラーを嫌って出てこないこともある。出てきたらウ―ラオスの不意で砂ターンをどうにかして枯らすか、厳しい場合サンダーのHPを確保しエラがみを2回触って麻痺させる。カバルドンが余程固くない限り眼鏡リフストで落とせることを覚えておくとよい。

ネット系統→初手オニシズクモにウ―ラオスの蜻蛉を合わせて(オニシズクモのみミラコ警戒でウ―ラオスから入る。)熱湯かネットのタイミングで黒バド着地し、そのまま処理する。(堅くなければ蜻蛉+アストラルビットで倒せる。)展開が厳しければザシアン静電気運ゲ。

対ムゲンダイナ軸〇受け8割攻め5~6割くらい(

f:id:hrswspk:20211002151940p:plainf:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002152120p:plainorどこかにf:id:hrswspk:20211002151959g:plain

※立ち回り・相手の構築が確立されている受けのみ紹介

・初手カプ・テテフで初手に来やすいバルジーナとムゲンダイナに両対応できる。バルジーナに対しては強気に技選択をする。(蜻蛉・毒から入ってくる不届き者は型共有のレッテルを貼ることで割り切っていた。)

再生のタイミングで引いたり釣ったりして有利な対面を作り黒バドの未来予知+バンギラスの高火力で1体倒すことができれば、基本受けが成立しなくなるので勝てる。技外しや追加効果以外で負けたことはほぼない。

スタンダードな並びの場合、相手視点①テテフ受け→ラッキー②黒バド受け→バルジーナ、ラッキー➂ウオノラゴン・ウ―ラオス受け→拘らせてムゲンダイナの選出をするのが一番強そうだから、大体こんな感じで投げられることが多かった。

カイオーガ軸△5割いくかどうか

f:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plainf:id:hrswspk:20211002151159p:plain

・初手黒バドとカイオーガ対面を作りとりあえずリーフストームを押して頑張る。ヒヒダルマ等がいればスカーフ以外を読んでいたが、型の匿名性がありすぎるので全対応は難しい。オーロンゲが居たら壁瞑想読んでテテフを絡めるくらい。この構築も取り巻きにサンダーが居た場合突破できなくなるので黒バドを安易に切らないことを意識した。

対黒バドミラー△~〇6割くらいかなあ

f:id:hrswspk:20211002152120p:plainf:id:hrswspk:20211002151959g:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plain

バンギラスで砂撒いて相手の黒バドを砂展開で潰す。上手い相手ならミラーを嫌う・砂ギミック把握しているためそもそも黒バドが出てこなかったり、初手にバンギラスに強い草・格闘技が投げられることが多いので、@1はサンダーを連れて行く。サンダーは雑に使って良いがバンギラスは2回砂を展開することが多く、安易に切らないようにする。黒バド+砂ミラーはこちらのバンギのが基本早いので有利ではあるが、エラがみ択が不毛。

イベルタル軸△~〇6割くらい

f:id:hrswspk:20211002152120p:plainf:id:hrswspk:20211002151959g:plainf:id:hrswspk:20211002151509p:plainorf:id:hrswspk:20211002151940p:plain(f:id:hrswspk:20211002150701p:plain)

バンギラスイベルタル対面蜻蛉読みで裏に通る技を押したり脱出したりしてペースをつかむ。ウオノラゴンのエラがみの一貫を作ることを特に意識する。テテフは悪波怯みが怖いので、雑に突っ張らないようにする。最終日付近に恐らく共有されていたであろう、ドヒドイデガブリアス入り(特に襷)が非常に厳しいがそれ以外には多少有利に立ち回ることができた。ガルドキンシ読み噛み砕く脱出で砂ターンを節約したり、イベルタルに向かって地震押したりヘンテコな立ち回りオンパレードだった。

対ジガルデ軸〇7割くらい

f:id:hrswspk:20211002151940p:plainf:id:hrswspk:20211002150701p:plainf:id:hrswspk:20211002151159p:plain

・痺れなければ勝ち、痺れたら負けのゲーム。相手の初手はカプ・レヒレ、ジガルデ辺りが来ることが多いので襷瞑想テテフを合わせる。黒バドで削ってジガルデの身代わり2回~3回に屈しなければ勝ち寄り。メタモン対策としてウ―ラオスを連れて行く。くらいのことは意識していた。

対ゼルネアス軸✖1割前後

f:id:hrswspk:20211002152120p:plainf:id:hrswspk:20211002151959g:plain@1

・対策をしていないので初手舌打ちから入る。壁展開or相手の初手ジオコントロールで降参。バンギラスを投げて相手が初手ムーンフォースとかだったら脱出してウオノラゴンを先に展開して頑張って倒すくらいの僅かな勝ち筋は追っていた。バンギラスが電磁波を持っていたらまだ何とかなったかもしれないが割り切っていた。

 

その他きついポケモン

スカーフヒヒダルマ→初手サンダーが抑制されてしまう。ウ―ラオスでしか対応できない。後は怯みが付きまとう。

カプ・レヒレ→チョッキ・スカーフ、シャドボ持ち全部きつい。削りを入れてウオノラゴン、黒バド、サンダー辺りでごまかしていた。

水ウ―ラオスバンギラスに合わせられると割と崩壊する。

冷凍ビームフェローチェ→地獄づきも持ってたら降参。

ミミッキュ→ボルチェン+高火力で縛っていた。

スカーフ禁止伝説→上から黒バドが倒されたらほぼ勝てない。

 

レジエレキ→負け。

 

 

だらだら長文を連ねてしまいましたが読んでいただきありがとうございました。

構築について何かあればTwitter@hrspksまでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終89位なんで宣伝します。

ハチナイ、パリーグコラボ中です。

 

おわり。